教育を巣食う非常識・岡山市立御南中学校累計 本日

コミュニティースクール

〜コミュニティースクール〜

 学校側、教育委員会などの話し合い、調停にも出てきたこのコミュニティスクールがどういうものかと言うことを記しておきたいと思います。
学校側との話し合いで学年主任は「うっすらとは知ってます」加害生徒の担任は「知りませんでした」と回答していたコミュニティスクール、教師の間でも知らない人もいるんだとビックリさせられました。

 岡山では岡山市立岡輝中学校区がモデルとなり成果が上がっているようです。岡山市立岡輝中学校区(岡山市立清輝小学校)は文部科学省、Benesseなどのホームページで取り組みや成果や課題を詳しく紹介しています。一度ホームページで確認してみてください。

 コミュニティスクールとは、中学校区を地域とした学校運営であり幼稚園、保育園、小学校、中学校などの学校園は、学校園、家庭、地域住民がそれぞれの立場を明確にし、それぞれの教育力を有効に働かせ、保育園、幼稚園、小学校、中学校が協力して0歳から15歳まで責任を持って常に連携をとりながら様々な取り組みをして保育、教育をしていくことです。
学校園だけでなく地域、保護者も重要な役割を担うこととなり、学校運営を推進させるための中心組織として「地域学校協議会」を設け、この「地域学校協議会」は学校運営に関わるコーディネーターであり、地域と学校園を緊密に結びつけるための情報の共有や様々な取り組みの基本的な方針についての協議を行うことや、地域と保護者のニーズを代表して校園長に意見を具申する事が主な機能です。
学校園は校園長の裁量権にあり、人事、予算、教育内容について地域、保護者から意見を聞き、原則的に月1回の定例会を持つようです。
岡輝中学校区ではシニアスクールも設置され、学校が大きな三世代同居の家庭になり、シニアが子育てに悩む母親のよき相談相手となり支援することにより母親の安定が子どもの安定に繋がる。地域、家庭、学校、シニアスクールと手を携えて子供達を育成していくことを目標としていると文部科学省のホームページで紹介されていました。

 このコミュニティスクールを御南中学校区に導入して貰うことが出来れば長男、長女に起ったことを個人的に抱えることなどしなくてよかったでしょうし9月に生徒が逮捕されたり、多々暴力事件があっても保護者が抱え込まなくてもよかっただろうし、個人が情報を公開することを望まなくてもよかっただろうし、そもそもこのような事件事故が軽減するのではないかと思います。

 平成20年より学校、教育委員会と話し合いを持ち、前PTA副会長も参加しこの話し合いの中で度々コミュニティスクールが出てきました。当然調停の中でもコミュニティスクールの話は出していますし、地区懇談会の前に町内会長の所へは「最後はこの制度が導入されれば良い地区になると思います」と文部科学省のホームページで紹介されていた岡輝中学校区の記事のコピーを持って行きました。

 7月8日に行われた調停においてコミュニティスクールの事を話しましたが調停員もよく判らないようでした。そこで教育委員会で御南中学校を担当している主任からコミュニティスクールの概要について曖昧ながらも説明がありました。説明が曖昧であったため「地域学校協議会」のことを中心に簡単に補足説明しました。教育委員会が説明した中で驚いたことはこの主任は岡輝中学校に勤めていた経緯がありコミュニティスクールの立ち上げに関わり6年位勤めたそうです。
この主任は最初からコミュニティスクールの事を知っていながら、こちらからコミュニティスクールの話題が出さなければ教育委員会側から話をする事はありませんでした。
教育委員会は1年にわたりこの話に関わり内容を把握し調停に望んだ経緯をもっています。学校側にも教育委員会にも私の自宅での話し合いの中で前PTA副会長が説明しています。その教育委員会から解決策としてコミュニティスクールの話は出てこないとなれば「不誠実」以外の何者でもないと思わざるをえません。
「岡山市のコミュニティスクールは今どの位で実施していますか」と問うと「だいたい3分の1の学校で行われています。ただコミュニティスクールと言う名目ではない物もあります」と教育委員会から回答がありました。
コミュニティスクールを岡輝中学校区のように全体的に導入できればいいのですが、一部を取り入れただけで本当にうまく機能するのでしょうか?とても疑問が残ります。地域学校協議会など名目上作っただけでは機能はしないが学校、行政側の言い訳に使われたのでは生徒、保護者は騙まし討ちに合ったも同然です。
「コミュニティスクールが導入されれば保護者がこんな思いをしなくてもよかったはずで、学校、教育委員会はあまりにも不誠実ですよ」と語気を強めた問いに、学校、教育委員会からは回答は無く黙ったままでした。それよりもここでコミュニティスクールの話題が出ることなど思ってもいなかったのだろうと思います。
「御南中学校にこの制度の導入予定はありますか」と問うと、「今のところ予定はありません」と言う答えでした。
「岡山市の教育行政において格差が出ているという事になりますよ」といったが答えはありませんでした。

これらの話し合いから岡山市の教育行政は学校によって格差が非常に大きくあるのではないかと感じました。近隣の学校が荒れていて子供を行かせたくない、行きたくないと保護者、生徒が思っても岡山市の中学校をこちらから選ぶ事はできないのです。家を建てていれば引越しをするわけにもいきませんし、子どもの学区で「学校に行かせることが不安である」この様なことを考えなければならない現状があること自体が異常な事です。
今回の調停が行われ御南中学校、岡山市教育委員会の回答を聞いていて公立の小中学校は地域格差が大きいと感じました。昨年私共と同じ理由で1年生で長女以外にもう一人の生徒が私学に転校しています。

 御南中学校区にも早くコミュニティスクールが導入される事を望みます。

 

 

 

 

   
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