教育を巣食う非常識・岡山市立御南中学校累計 本日

回答書

2009 05/07 16:18 FAX 文書管理公開課

平成20年(ノ)第241号損害賠償等請求調停事件
申立人     外2名
相手方 岡山市外1名
                     回 答 書

                                      平成21年5月7日

岡山簡易裁判所 御中

          相手方岡山市指定代理人 岡山市教育委員会 学事課 課長
                 同          岡山市教育委員会 学事課 主任
                 同          岡山市教育委員会 指導課 主任
                 同          岡山市総務局 政策法務課 主任
               相 手 方        平成20年度御南中学校校長


申立人提出の平成21年4月7日付け主張書面2に対し、相手方らは以下の
とおり回答します。


1 まず初めに、主張書面2の3、意見のCについて、前回の調停期日におけ
 る岡山市指定代理人の発言は、当日、調停の場において申立人から提示され
 た「念書」につき、十分な事実認識をしておらず、不適切な発言であつたこ
 とを真摯に反省し、申立人に謝罪致します。決して、事実関係を矮小化しよ
 うとする意図ではなく、事実関係の確認が十分ではなかったことによります
 ので、よリー層の事実把握に努めたいと思います。

2 申立人の意見に対する回答

@ 意見@ について
 申立人の意見のとおり、再発防止に向けて智恵を絞ることは大切なこと
 であると考えていますし、教職員だけでなく保護者の方からも意見を聞き、
 みんなで考えていこうという姿勢も重要であると考えています。この点に
 ついては、今後も学校、教育委員会としても同じ姿勢で努力していかなけ
 ればいけないことです。


A 意見A について
 保護者と学校が一緒になって話し合い、問題意識を共有し、教育環境を
 改善しようとする話し合いの必要性は十分認識しています。
 また、申立人の主張するように、「教育」を考えるとき、子供の「教育
 を受ける権利」を基本に据えることはとても重要であると考えています。
 これからも保護者の方が来校され、話し合いを希望されるときは、常に
 応じる考えですし、決して話し合いを拒否することはありません。
 しかしながら、話し合いによって全ての問題が解決することはありませ
 ん。保護者の方との話し合いの中で、そのご意見を参考にしながらも、教
 育的観点から、保護者の方のご要望、ご意見のすべてには応じられないこ
 ともあると考えています。


B 意見B について
 学校としては、生徒間のトラブル、問題行動の未然防止に向けて、保護
 者の方との話し合い、関係機関との連携強化等、できうる方策について検
 討し、体制整備に努めています。
 学校が保護者の方とともに、生徒が安心して学習できる学校を目指して
 いることは言うまでもありませんし、学校と保護者の方が共に話し合いを
 行っていくことは大切なことです。
 そのために、現在、学校においては、学級懇談会、学年保護者会、PT
 A総会、PTA役員会などの場において、保護者の方に情報を提供し、話
 し合いの機会をもつています。また、自由参観日等の行事を通して、でき
 る限り情報の公開を行っています。, 
 しかし、このような取り組みがより有効なものとなるために、今後も工
 夫していくことは重要であると考えています。


3 申立人の質問について
 「プライバシー権」とは、一般的に個人の私生活に関する事柄(私事)
 が他から隠されており、干渉されない状態を要求する権利であるとか、自
 己の情報をコントロールすることができる権利をいうと言われています。
 日本国憲法には明文規定はありませんが、第13条(個人の尊重)によっ
 て保障されると解されています。
 プライバシーが「保護」され,るべき当事者は、「当該生徒」(加害生徒)
 を含む関係する生徒の全てであると考えています。
 また、今回の全ての保護者への情報開示に対する拒否は、加害生徒及び
 その保護者が拒否したことに基づくのではなく、学校として教育的配慮及
 び公務員の守秘義務等、総合的に勘案し、公表すべきではないと考えたた
 めです。
 今後、加害生徒側が開示することに合意したからといって、生徒間トラ
 ブルのすべてを開示するとは限りません。やはり、教育的観点から、開示
 の適否について考えていきたいと思います。


4 相手方らの意見
 学校は知識を身に付けるとともに、集団生活をする中で社会のルール、人 
 との接し方、他者への思いやりなどを学ぶ場でもあります。学校には様々な
 信条や価値観を持つ生徒が在籍しており、その成長途上には様々なぶつかり
 合いがあり、生徒たちはその失敗を糧にしながら日々成長しています。学校
 及び教育委員会は、生徒個人と個人の間に起きた事案を今後の成長に生かせ
 るように配慮し、指導していく必要があると考えています。
 学校は、今回、申立人にトラブルが起こってしまったこと、それには一部
 暴力行為が含まれていたことを真摯に反省しなければならないと考えていま
 す。
 本件においては、今後同じことがないように加害生徒への指導を行いまし
 た。

 また、学校で生徒間のトラブルが起きた時、その情報については、必要と
 思われれば公開しており、隠蔽しているわけではありません。ただ、生徒間
 のトラブル事案の全てを全校生徒や全ての保護者の方に公開し続けるという
 ことが、その学校に在籍している生徒や保護者の方に安心感を与えることに
 つながるとは考えていません。
 しかしながら、今の方策に漫然とするのではなく、学校をよりよい方向に
 導き、すべての生徒が安心して教育を受けられる環境を作り出すことは、と
 ても重要なことです。
 前回の調停期日において、申立人から学校を活性化するための方法につい
 て、話し合っていきたいとのご意見をいただきました。学校の活性化につい
 ては、学校が常に意識している課題です。どういう方法を採れば学校が活性
 化するのかという今後の学校のあり方について、建設的な話し合いをするの
 であれば、相手方らはいつでも応じるつもりです。
 現在、岡山市立御南中学校では、相手方平成20年度校長が定年退職し、
 新しく平成21年度校長  (以下「新校長」という。)が着任しています。
 先日、新校長と今後の学校の方針について話し合いました。
 その中で、現在、考えている方針等は、
(1)あいきつの励行
 ・校長からあいさつは心の窓であると生徒に話をした。
(2)人権教育・道徳教育の充実を図る。
(3)教員のこどもとの関わりについて
 ・こどもの内面を見つめるような関わりを大切にする。
 ・授業間などにも子どもとふれあいながら人間関係を築き、生徒理解に
  努める。
(4)職員研修の充実
 ・全体研修を年8回予定
 ・支援を要する生徒等の情報を共有するための会を行う。
 ・学区や生徒指導上の課題について新転任者研修の実施した。
 ・年度当初の生徒指導主事から、本年度の方針等を時間をかけて確認し
  た。
(5)連絡体制の強化
 ・生徒指導連絡会の充実(毎週1回1時間)
  (早い段階での教職員の共通理解を図る。)
 ・家庭訪問等の生徒指導上の報告の徹底
  (家庭訪間の記録を随時報告、不登校生徒の状況を定期的に報告する
  等の効率的な方法を検討し、管理職に常に情報が伝わるようにする)
 などを実施したり、考えたりしています。
 学校だけが方策を考えれば十分と考えているものではありませんので、前
 述しましたように、今後の学校の活性化に向けた建設的な話し合いであれば、
 ご意見をいただく場を設けて、よリー層、努力していきたいと考えています。


以 上

 

 

 

   
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