教育を巣食う非常識・岡山市立御南中学校累計 本日

意見書

平成20年(ノ)第241号
損害賠償等請求調停事件
申立人     他2名
相手方  岡山市・平成20年度御南中学校校長

                  意見書

                           平成21年2月13日

岡山簡易裁判所 御中

                    申立人     父親  印

 相手方答弁書に対する申立人の意見は以下の通りである。

(1)について
プライバシーの保護、守秘義務から今回の事実について経過事実を全生徒及び保護者に通知することは出来ないとのことだが、それこそ事件は現場で起きており9月30日の事件は多数の生徒が目撃し、救急車などが学校内に入ってきて、同じ学校の生徒が警察に連れて行かれたと話が流れ長男は興奮した様子で自宅に帰ってその時の状況を話した。長女の事があったときにも数人の生徒が周りにいて目撃しており、教室に帰ってからも頭が痛いとクラスメートに訴えたりした。事件を目撃した生徒に対するケアなどは一切行われておらず、放置し忘れれば問題ないという教育としてはあり得ない指導が学校で行われている。
教師が暴力を振るわれ生徒が逮捕されるような事態になっても、時間が経てば生徒が忘れてしまうだろう、保護者も忘れてしまうだろう、その時のことも覆い隠してしまい情報を出さなければ知っているのは一部の生徒と保護者だけになり何もなかった事にしてしまえると言う様な回答である。
子供から学校でのトラブルなど出来事を聞いた保護者は不安に陥り、学校に理解を示せなくなる。岡山市の教育施設である学校は安全ではないと保護者は感じている事を校長を始め教職員、教育委員会とも話し合ってきたが納得出来る回答は帰ってこないため調停となっている。この様に生徒、保護者が不安に思っているのであれば学校側は真摯に受け止め情報を開示する事が必要であり、保護者は情報を開示する事を求めている。学校内での情報を受け取った保護者はそれを理解し家庭の教育に役立てていき社会性を教えることが出来るはずであるし、その事によって家庭と学校の連携が生まれてくるのではないだろうか。子供達の教育の芽を摘むことは学校側が絶対にしてはならない。

(2)について
学校は、必要性があれば関係した保護者を交えた話し合いを行っているとあるが、長女の件において学校側は加害者、被害者双方の保護者を交えての話し合いもせず放置した結果、被害者側の自宅にて被害保護者が主導して加害者側から念書をとり教職員が立ち会いし念書に現認者としてサインして和解となっている。どうして学校内で起った傷害事件であろう事を学校側は放置し保護者が主体となって事の事態収拾に当たらなければならないのか疑問である。1学年主任教師である○○主任(平成21年2学年主任)がサインした念書も一部学校が持ち帰っている。校長はこれら教職員をどの様に指導したのだろうか。
学校内で起ったトラブルを保護者が主導し解決することはおかしいことであり、生徒に指導し保護者に説明する事が学校側の役割ではないか。
再発防止に向けて加害者生徒を指導していると言うことだがどの様な指導をしたか具体的に答えを望む。

 全校保護者を対象とした話し合いなど行われていると保護者は思っていない。学校側は懇談会などしていると言うのだろうが、どの様な内容の話し合いをするかは具体的に前もって示されていないため保護者としては何についての話かは全くわからない状態である。それ以前に学校内が荒れていて母親では怖くて一人では学校の参観に行きにくいと聞いたこともあり学校内を治めることが先決ではないか。
生徒が逮捕されてもその事を個人的な指導ですましており、この他の暴力事件なども多くそれを目撃した長男は「怖くて自分もあんな風にやられるのではないか」と不安がり学校に行きたくないと親に訴えた。10月6日に学校を訪ねこの様なことが無いようにきつく要望したが、これらは一人の生徒やその保護者が認識しても仕方が無く、全校の生徒、保護者が認識しなければならないことである。生徒同士で被害者、加害者を出さないためそれらを目撃した生徒が傷つかないために必要なことではないかと学校側の答弁には疑問に思う。

(3)について
新たなマニュアルの作成は必要ないとの答弁だが、平成20年3月の話し合いでこちらが提出した書面の内容について「マニュアルはあるか」と問うたら「マニュアルはありません。マニュアルの意味がよく解らない」と校長が言い、平成20年6月の話し合いで「システムはありません。システムの意味がよく解らない」と校長が意味不明な呆れた返事をし、同席していたPTA副会長に校長はマニュアル、システムの意味を教えてもらっていたが、無いと言っていたマニュアルは存在しB4一枚のマニュアルを持って「以前あったものを改良して作りました。これを教員の研修に使います」と言いこちらに手渡した。誤魔化せると思ったのか、保護者を馬鹿にするにも程がある返事を校長は繰り返していた。教育行政においてマニュアルやシステムが存在しない事はあり得ない。長男が入学してから沢山のトラブルがあり教職員の対応は杜撰で、今のマニュアルやシステムでは教職員の問題解決力を高めることはむずかしい。
なぜならば話し合いの中で教員に「貴方は何のプロですか」と自信の仕事に対して、どの様な認識を持っているか尋ねてみた。

長女の担任だった女性教諭は30秒ほど考えた末、「ボランティア」と答えた。
1年生の学年主任である男性教諭は「子供の幸せを考えようという思いを抱き、それを実践するプロになりたいな」と答えた。
校長、教頭は、教頭が「教員ですか・・。そりゃもうねぇ。何のプロ・・・」と言った所で校長が「教員はプロじゃないんですよ。全部が平均なんですよ」と言い、今度は教頭が「もちろん教育のプロと言いたいです、でも何かのプロにならないといけんと思うて頑張っています。でも本当にプロと言えるのかなとも思ってます。自分としても。その場に当たった時に全力を尽くして頑張る。それも何かと言ったら子供に対してはいいようにしてやらないといけない。子供のためには頑張って支援できるものは支援してやらないといけない。それはもうはっきり言って塾の教員とは違うと、わたしらは学校の教員だと。それはもう生徒に対しての思いは強く持っている。」

これがマニュアルなしでとっさの質問に答えた教職員の回答だった。

教職員の仕事に対する認識、何が問題なのか把握する事、問題解決能力が乏しいのだから生徒、保護者、教職員の人間関係を深めるどころか信頼関係はますます希薄になって行くばかりである。
この1月19日付けの答弁書自体がそれを物語っている。平成20年10月22日に校長に対して弁護士に依頼し要求書を提出した。要求書に対して10月30日に回答しているが今回調停時の答弁書と全く同じ内容でマニュアルどおりの答えが返ってきている。
今まで話し合いの中でも曖昧な返答に終始していたが、教育者としての自負があるのであれば、教育の場ではない司法の場に出てきているのだから個別に理路整然と調停申立てに対して答える様に望む。

申立第2項について

 学校側は今回の事案に対して加害者及び被害者の保護者に説明したとあるが、説明するのは当然の事であり学校側が勝手に納得しているだけの事であって当方は一貫して納得していない事も伝えている。情報開示や再発防止の説明を求めたにも拘らず、弁護士からの要望書に対する回答や調停の答弁書など誠意のかけらも見られない、話のかみ合わない返答を繰り返し相手にしてもしかたが無いとこちらに諦めさせるように仕向けているとしか思えない。
申立書に記載しているが教職員の対応はきわめて杜撰で、加害者である生徒にどの様な指導をしたかも定かではなく被害者生徒、保護者は学校への信用を失い転校する事となった。学校で事件があっても学校側が誠意ある対応を示し学校、保護者、生徒が信頼関係を築ければ転校する事は無かった。
御南中学校区に私学やフリースクールがあるといいのだが学区内には無く学校とトラブルになり信頼関係が崩れても生徒側には選択肢が無い。電車、バスを乗り継ぎ校区外の遠い私学に通う事となった。
経済的にも身体的、精神的にも多大な負担が掛かっており、損害賠償は150万円を下る事はない。

 

 

 

   
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