教育を巣食う非常識・岡山市立御南中学校累計 本日

弁護士から学校への要求書

平成20年度御南中学校長 殿

                      平成20年10月22日

               岡山市
元御南中学生徒 

              親権者父    

              親権者母    

               岡山市
代理人弁護士

要 求 書

 長女の親権者父、同母として、以下の要求を行う。本書受領日より1週間を期限として、第1項については具体的方針と時間的予定を文書にて代理人弁護士宛に回答するよう、また第2項については長女親権者父母に対して持参し支払をなすよう、各要求する。
もしこの期間内に第1項の履行が無い場合は長女親権者父母の名において御南中学校におけるこれまでの学級崩壊ないしは暴力事件につき世間一般に対して公表すると共に、全校生徒父兄に対しても広く告知し、学校はもとより、岡山市教育委員会、岡山市長に対しても問題解決を訴え、もし第2項の履行無き場合は民事的救済を求めて学校長個人及び岡山市に対して損害賠償請求訴訟を提起することになるので予め通知しておく。

 第1 後記本件暴行事件に関する経過事実を御南中学校全生徒父兄に通知すると共に、話し合いを希望する父兄と学校とが共に話し合う場を設け、話し合うことによって今後起き得る学級崩壊事案、特に暴力事件に対しいかに対応すべきかを検討し、その成果を踏まえた学校内のシステムを構築すると共に、事件発生の際に教師及び父兄が取るべき対応の参考となるマニュアルを作成するよう要求する。

 第2 長女は後記本件暴行事件により肉体的、精神的被害を受けたものであるが、その被害を未然に防ぐべき義務がありながらこれを漫然と怠り被害を生ぜしめただけでなく、その後の適正な被害回復に努めることなく、その恐怖と不安を解消できないままようやく慣れ親しんだ学校と級友と別れることになる転校を余儀なくされたので、その精神的苦痛は図り知ることができず、中学1年生という成長過程において消えることのない傷を負わせた責任は重大なものであり、その精神的苦痛は金員に換算して決して金150万円を下ることはない。よって金150万円の賠償をするよう求める。
ちなみに御南中学校ではこれまでいくつもの暴力事件が起こり、今回暴力を受けた長女の兄である長女兄も入学以来複数回の暴力を受けており、昨年10月には同級生から受けた暴力により3日間の休養と1週間の通院を要する被害を受けていたことから、父親である○○が本年3月10日付で学校長及びPTA会長宛に過去の顛末と具体的改善策を要求する書面を提出している。それにもかかわらず今回の長女に対する暴力事件が発生し、その原因が同要求書を受け取りながら全校教師にその旨告知することなく、具体的対応策も講じなかったことにあり、しかも学校側は今回の長女の暴力被害の事実を認知したにもかかわらず先の3月10日付の要求書において要求したはずの事案解明を怠り、加害者生徒及びその保護者らと被害者側の話し合いにあたっても責任を持ってかかわろうともせず、その後の保護者からの質問や要求に対しても真摯に応ずることなく、被害生徒である長女の保護者両親の深刻な不信を招き、その後も次々と発生する暴力事件に対しても積極的に対処することなく、結果として長女自身も恐怖と不安を払拭することができないまま引き続きの就学が困難な状態に陥れ結果として親しくなった友人たちとも別れ、これまで用意した御南中学の制服その他の学用品を全て無用とさせられる転校を余儀なくされたものであることを敢えて付加説明しておく。

                    記

<本件暴行事件>
平成20年6月**日4時限終了し給食時間前に、御南中学校第3校舎3階の廊下にて長女が相手方生徒(加害生徒)より「長女は男だから少々やっても大丈夫」と暴言を吐かれ、右手首をいきなり掴まれ引っ張られ、後頭部を持たれてコンクリートの壁に前頭部を打ち付けられたものである。その後、相手方生徒は笑って逃げている。
これらの行為により長女は前頭部が腫れ、痛みを訴え通院治療を受けたばかりか、相手方生徒に会うとまた同じようなことをされるのではないかとの恐怖と不安から登校を拒むようになり、その心労からか腹痛を訴えるようになった。
結果として平成20年8月31日付を以て転校を余儀なくされている。

<背景事情〜長女兄の受けた暴力行為と3月10日の○○の要求書>
要求書(平成20年3月10日付、対学校長及びPTA会長)添付
別紙1(長男入学以降の出来事と受けてきた暴力の顛末)添付
別紙2(平成19年10月22日に受けた暴力の顛末)添付

<本件暴行事件に対する学校側の不十分・不誠実な対応>
・平成20年6月**日
被害当日に学校から何らの連絡も無かった。そのため翌**日になって長女の母が担任である○○教諭に電話連絡を入れ、長女が頭痛、腹痛を訴えているので遅刻する旨伝えると共に昨日の暴力被害について問い質すと共に小学校6年生の頃より同じ加害生徒より暴力を受けている事実、昨日長女が暴力を受けている際に見ていた級友たちが誰も制止に入ってくれなかったことに強くショックを受けていることを伝えた。
夕方6時ごろに担任教諭から電話で連絡があり、双方生徒から事情を聞き、他の生徒にはトラブルを止めに入るのは難しいと思うから見かけたら先生に報告するようにと指導したとの内容であったが、肝心の加害生徒にどのような指導をしたのかの報告はなかった。

 ・平成20年6月12日
担任教諭が長女を呼び出す形で加害生徒が長女に対し「ごめんなさい。もう傷つけることは絶対にしません」と謝罪がなされた。しかしながらこれまでも含めなぜこの様なことをしたのかという理由の説明は全く無く、長女には恐怖と将来に渡る不安を取り除くことはできなかった。この時点でも学校側から保護者両親に対してきちんとした説明がなされなかった。
そのため保護者側から学校に問い質すと19時過ぎに担任教諭から電話があり、詳しい話をしたいので明日にでも伺いたいとのことであった。

 ・平成20年6月13日
17時過ぎに1年の学年主任○○教諭、担任教諭が自宅を訪ねてきたため、まず長女側から長男○○の受けた暴力と3月10日付要求書の事実を説明し、その上での今回の長女の暴力被害であることから保護者両親として重大な関心を持っている旨説明し、その上で今回の暴力事件に対する学校側の認知の経緯とその後の対応を尋ねた。両教諭の説明によれば最初に事件の情報を得たのは担任教諭であり、それも事件翌日の6月**日の長女の母からの電話であったこと、その後担任教諭が生徒指導担当教諭と相談し加害生徒を昼に呼び出し問い質したこと、加害生徒は暴力は認めたものの何故暴力を振るったかという理由については答えなかったこと、今後このような暴力を振るわないことを強く指導したこと、それにより本人は反省した様子であったこと、本人が被害生徒に謝罪する必要があることを認めたため、同夜加害生徒の自宅に担任教諭が訪ね、加害生徒の保護者とも話し合い翌日被害生徒に謝罪することとし、翌日の昼休みに生徒指導教諭立会のもとで加害生徒が被害生徒に対し謝罪をしたとのことであった。その上で教員側も休み時間、昼休みを中心にもっと生徒の状況を把握するよう努力することを確認したとのことであった。
これに対し長女側から、これは「傷害事件」であり、被害生徒の保護者にもその事実経過の説明と対応に対する相談もなく、加害生徒の保護者が被害生徒の保護者に対して何らの謝罪も行わず、加害生徒が被害生徒に謝罪して終わりにして良い問題ではないはずだ。3月10日に学校長、PTA会長に対して学校において継続的且つ頻繁に発生する暴力事件に対して詰問し対応することを要求したにもかかわらず今回の暴力を防ぐこともできず、発生してもその事件処理を生徒に謝罪させて終わりとするような対応は到底納得がいかない。そもそも3月10日に正式に要求がなされているにもかかわらずそれを真摯に受け止め学校長が学校全体、他の学年の教諭にまで通知し、対策を立てるなどの対処が全くなされていないことが根本的な原因ではないのか。学校側が対応しないのであれば加害生徒の保護者と責任問題を話し合い、誠意在る回答がない場合は警察に被害届を提出するがそれで良いかと尋ねたところ両教諭は意外にも「はい」と答え学校の管理責任を果たし、生徒の教育、保護者との協働関係を築くという本来の責任を果たす考えを持ち合わせていないことが明らかとなった。
ところが両教諭が長女宅より帰った後加害生徒の母親が突如長女宅を訪れ暴力行為の謝罪を申し入れてきたことから、何故今まで謝罪がなされなかったかを尋ねたところ、学校からは電話で加害生徒の日頃の問題点の指摘と注意があった程度で特に今回の暴力事件の事情を聞かされ謝罪が必要とまで理解できていなかったとの事情が判明した。それにより今し方主任教諭が説明して帰った「同夜加害生徒の自宅に担任教諭が訪ね、加害生徒の保護者とも話し合い翌日被害生徒に謝罪することとし」た旨の説明が事実でなかったことが判明した。少なくとも主任教諭は被害者である長女親権者父母に対して学校側の対応の不手際の謝罪と弁明に訪れているにもかかわらずあろうことか事実に反する弁明をしていたことになる。

 ・平成20年6月19日
13日に当事者らで話し合いをすることに関し主任・担任両教諭が承諾したことに基づき、両当事者、主任、担任、相手方担任の3教諭立会のもと話し合いが持たれ、これまでの加害生徒が被害生徒に加えた暴力の事実を確認し、今後加害生徒が被害生徒に対して行ってはならない行為を確認し、それに反した場合は警察に被害届を提出する旨の合意が確認され、加害生徒が被害生徒に対して謝罪を行った。
その際学校側から対応に不十分な点があったことの謝罪があったが、長女側より学校側から被害生徒の保護者に対し何ら積極的に連絡も対処もして来ず放置したままであったこと、3月10日の要求を受けていながら校長は何ら具体的な対応もせず、今回の暴力事件についても具体的指示をしていなかったこと、主任教諭は今回の加害生徒宅を訪問して事態解決に向けて事実説明を行ったと弁明していながら実際は学校側より誰も訪問しておらず無責任な対応を更に重ねていること、むしろ現場の教諭は努力してくれているのに校長を初めとする学校の管理者の側の対応が全く不誠実であること、そうであるからこそ今回の学校の対応のひどさが生まれているということを強く訴えた。

  ・平成20年7月2日
19時20分に学校長、教頭が来宅。長女側より3月に要求書を提出して話し合ったにもかかわらず、4月にも長男○○が放課後クラブ活動中にクラブ員生徒(○○)に殴られるという暴力事件が起き、立て続けの6月に今回の暴力事件が起きている。3月の時に話をさせてもらっていた事が何一つ生きていないと抗議した。
校長は今回の件は教頭に任せていたので詳細は知らないと前置きし、現場の教諭に対応させたところ加害生徒が反省し、謝罪するとのことであまり重大な問題と捉えることなく両方のご家庭に連絡したらしく初期対応がまずかったと謝罪。教頭からも何故そのような暴力を行ったかという加害生徒の動機につき解明できないまま謝罪させて終わろうとした点も被害生徒の保護者の方に対しては不十分であったと反省しているとの謝罪。
これに対して長女側から生徒に対する教育という名のもとに事の本質を見ようとしていない。本質は「傷害事件」であって、それを軽視すれば暴力事件の本質を生徒に指導することさえできず再発を防止することも不可能である。だからこそ3月に要求を行った。それに従って暴力事件が起きた際は、まず双方の生徒から個別に事情を聞き、現場に他の生徒がいたならそれにも聞く。そして当事者の生徒は残して親が迎えに来させ、学校側から親に対して顛末を報告し、当事者の間で謝罪を含めた解決を促すよう対応すべきであったはず。それが全くなされていないことがおかしい。加えて要求書において被害を受けた長男○○の妹がこの4月に入学することにも触れ長男の学年だけでなく他の学年すなわち全校にこの対応を徹底して欲しい旨申し入れていたにもかかわらず今回の1年生担当教諭らは要求のあったこさえ知らなかったのは正に校長の怠慢、責任放棄以外の何者でもない旨強く抗議した。
すると校長は職員研修を7月に行う予定でいると弁明したが、そのようなわずかな時間の研修で足りるとは思えない、きちんとシステムを構築し、マニュアルを作成し、保護者にも良く分かるようにしなくてはならないと強く訴えた。

 ・平成20年7月16日
学校側より7月2日に説明のあった職員研修の資料の提示がなされた。長女側とすればこれまで引き続き発生してきた学級崩壊と暴力事件に対する対策としてはあまりに形式的なもので到底効果を期待できるものとは思われなかったばかりか、学校は具体的事案の公表をする考えはないとの説明に期待を大きく裏切られるに至った。

 ・平成20年10月6日
長男○○が「学校に行きたくない」「学校が荒れていて不安である」と訴えてきた。9月30日に起きた暴力事件が生徒に対して強い不安を与えていたことが原因であった。そのため学校に事件の説明と対応を質すため訪問した。
応対したのは教頭、3年の学年主任である○○教諭。この話し合いの最中にもドアを蹴ったり大声で「腹が痛えぞ」と廊下で叫び女性教諭が制止する声などが響いていた。
説明によれば○○(生徒)が○○先生を蹴り救急車を呼んだ。学校が110番通報した訳ではなく殴られ、蹴られ呼吸が出来なくなっていると消防を呼んだため、消防の方から警察に連絡が入り今回の事件となったとのこと。この件で学校は学校集会などで父兄に説明する事は考えておらずやはりここでもきちんとした対応がなされる様子はうかがえなかった。

 ・平成20年10月7日 
今度は3年生の生徒による暴力事件が発生。片方の生徒(○○)が他の生徒(○○)に一方的に暴行を加えたとのこと。この事実も長男からの報告で知ったものでまたしても学校側からの説明は一切なかった。両当事者間の問題として学校側は公にしない考えであった。

 ・平成20年10月20日
10月20日に至っても長女の受けた暴力事件についても、また9月30日に起きた教師に対する暴力事件についても、学校側は全校レベルの問題として取り扱おうとすることなく、何らの説明会さえ開こうとしていない。その隠蔽体質と優柔不断、無責任さに呆れるばかりである。そのため学校現場の改善と長女の被害救済を求め本件請求を行わざるを得ないものと決断するに至ったものである。

 最後に重ねて要求することになるが、長女○○は既に御南中学校から転校を余儀なくされたものであるが、長男○○は未だ在籍しているもので、今後学校との間で紛争に至ったとしても当該生徒の指導・教育に悪しき影響が認められるようなことがあってはならず、そのためにも連絡、交渉の一切は代理人弁護士宛に行って戴くよう求める次第である。
以上

 

 

   
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